🔹教育分野における社会的課題

【こいわし広島代表 田中喜久親より】

以下、こいわし広島の代表である田中が、現代社会の不登校や引きこもり(2017年文科相調査:就学児童14.4万人)(内閣府調査:15~39歳推計54.1万人)(40~64歳61.3万人)を含む社会的課題、何が原因で生まれたのかを考察してみました。

ここで、最終結論を出せる訳ではありませんので、教育関係者の方々や当事者、その他全ての方々は生涯過程で、学校や教育とは切っても切り離せません。

我々は、社会のコミュニティで生かされた存在ですので、互いに情報を共有し、知恵を出し合って、問題を解決してゆくべきだと考えます。

そこで、以下の「考察」をご一読いただき、皆様のご意見をお寄せ頂けると、とても嬉しく思います。

更に、そのご意見を活かして、社会課題解決に役立てて行くべく、より多くの共感する同志の連帯と社会的課題解決に向かえるならば幸いです。

注目に値する情報やアイデアをご提供頂けたら、こちらから連絡し、もっと深くご意見をお聞かせ頂くことも考えておりますので、どうぞよろしくお願い致します。


【不登校や引きこもりの根本原因考察】

★個々の問題から一旦離れ、不登校や引きこもりの命が増加した原因を考察してみる。

昔は(1970年以前)、不登校とか、引きこもりというのは、ほとんど見られなかった。

では何故、増えたのか?

そこで、昔(1970以前)と今(2019)の社会を比較して、住環境の変化に伴う人の心理状態の何がその社会的課題が起こる原因になったのかを探ります。

昔は二世代・三世代同居、子沢山の大家族的なコミュニティが多い社会だった。そして、専業主婦の割合が多かった。
ということは、産まれる前、産まれてから3歳までの脳がカタチ作られる期間、妊娠した母体をフォローしてくれる親族や姑など、助け合えるコミュニティがあり、母子の心理状態に安心のゆとりがあったのかと思われる。
そして、子沢山だったから、上の大きいお兄ちゃんやお姉ちゃんが、面倒見てくれる場合もあったことでしょう。

    さらに、学校は、戦前からの倫理道徳観がしっかりして育ったオトナが多かった社会。(勘違いして欲しくありませんが、戦前、又は1970年以前の価値観が決して全て正しかったと言っている訳ではありません)

現代社会は、1955〜1973年の高度成長期を過ぎ、その頃から始まった田舎から都市への若者の集団就職移動・そして結婚。アパートやマンション暮らしが増え、核家族化が進んだ。そして、田舎の過疎化が進んだ。

更にバブルが崩壊後、1990年後半から現在に至るまでの20年間の連続デフレ時代は、家庭にとって厳しい冬の時代となりました。

    そして、小さな命にとって離婚家庭の増加やシングルマザー・母子家庭増加で、きっと心理的に不安定な環境で赤ちゃんを出産したり、その環境で育った命が増えたことも情緒不安定なことに繋がったのかもしれません。

   そのような環境の変化から、母体の置かれた環境の厳しさと、赤ちゃんの脳に愛と情緒というエネルギー不足で、幼少期の愛エネルギー未充足、コミュニティ表現力低下を招いて来てしまった可能性も考えられます。 

    又、昔は、田舎住まい、コミュニティ豊富、自然の中で生まれ育ち、遊びでも創意工夫で考える力が引き出された。

がしかし、都会で育つと、癒される自然豊かな環境が相対的に少なく、オモチャも人工物ばかり。

 更に、戦後の教育環境は、どちらかと言えば、精神的豊かさを高めることは現場に任され、より経済的に豊かさを求めることが、最善であるかの様な知識詰め込み教育が、主の教育環境であったと思います。

    そんな知識詰め込み教育環境で、戦後74年目の現在、三世代目の若い世代の先生方は、個人の責任ではありませんが、感性欠乏ガチな社会にあって、不登校や引きこもりの子や情緒が乱れた生徒を前に愛情を注ぎながら指導できる状況になかったのではと思うのは私一人であろうか?  きっと、それも更に不登校を加速させることに繋がったのかもしれません。

 更に、オトナ社会も、昔の情緒があり余裕があった社会から、資本主義価値観、競争社会が進行、功利主義に染まってしまい、余裕の無い社会になったことも、うつ病や引きこもりを増やすことに、拍車が掛かったと考えられます。

 自我が強く、生存欲求が強く、力のある存在が次第にリーダークラスへとシフトする中、そこに忖度する空気が蔓延すると、社会全体の倫理観が育たず、筋を通す秩序が〝自然崩壊〟に向かっていってるのでは?と危惧しています。

    逆に、それを敏感に感じる感性が高い魂は、そんな中に溶け込めず、拒絶反応を示す様になり、不登校になっていった。

    そのように受けとめている方々は、少なくないのではないでしょうか?

    以上の状況が、当たっているとすれぼ、改善の為には、その逆の環境づくりを行えば、元に戻って行くと言うことになりますね。  

しかし、社会は一人ではつくれない。

    ならば、全体的課題の共有化と、その改善方法の共有化をより多くの人々と行い、その方々と少しずつ協力し合い、以下の環境作りを行うことが望まれるのではと思います。

① 情緒豊かな赤ちゃんの環境コミュニティ(護られた母の環境)

② 2〜5歳児の情緒育成コミュニティ(森の幼稚園等)

③ 就学児童:不登校が生まれにくい、学校環境作り

④ 既に不登校児になった14歳以上の児童
 → 不登校児を立ち直らせた経験者との共同生活。団体のお世話。

長文にもかかわらずご高覧いただき、誠にありがとうございます。 以上が、私の考察でございます。

以下、ご意見ご感想等がございましたら、是非よろしくお願い申し上げますm(_ _)m