「ノーマスク学校生活宣言」勝利の方程式<5>

ノーマスク児童への差別や偏見を助長しているのは学校!

去る7月20日は296回目の街頭演説。テーマは、ノーマスク児童生徒への差別と偏見についてです。

谷本誠一呉市市議

先週、既存のノーマスク学校生活宣言者と、新規に校長に宣言を出す保護者と共に、各々最寄りの小学校長にお会いしました。前者はノーマスクになって久しく、学校側にお願いはしているものの、いつまで経っても、担任が児童全体の場で、ノーマスク児童をフォローしてくれないとの悩みを抱えていました。後者は宣言時に校長から、「ノーマスクにするのは勝手だが、本校はその児童のサポートは一切しない」と豪語されたのです。

ノーマスクにすれば、マスク警察に変貌した周囲の同級生等から注意を受けのは必定です。何故なら教諭自らがマスクを着けており、児童生徒に対し、マスクの重要性を普段から説いているからです。つまり、先生がノーマスク児童に対して偏見を持っているため、それが児童に自然に伝わり、正義?のマスク警察と化す訳です。

よくあるのは、マスクを外すなら、「2m以上の間隔を保ち、しゃべってはいけない」「ノーマスク者が一人でも在籍していれば、もし感染者が出た場合、濃厚接触者扱いにされますよ。それでもいいんですか?我が校が困る」・・・結局そのようなことに言及する校長は、保身にひた走っており、自ら差別と偏見を振り蒔いて、教育者の資格はないと言えましょう。

また、当初はノーマスクを見守っていた校長が、突然手のひらを返し、登下校において、その児童から離れることを容認する通知を出した学校もあります。これは、明らかにマスク警察保護者からの苦情を受け、態度を豹変したのは火を見るより明らかです。

そのほか、ノーマスクを貫くことは権利だと主張する保護者に対し、憲法13条には、自由を主張する場合、あくまで「公共の福祉に反しない限り」と書かれていることを楯に、「感染症対策を放棄して周りに迷惑をかけているのだから、公共の福祉に反しているではないか」と反論して来た校長もいると聞きます。

結局これらに共通しているのは、マスクを着用することが感染症対策になるとの固定観念から脱し切れないということです。

具体的には、昨年9月に奈須利江大田区議会議員が、議会で「無症状感染者は他者への感染力があるのか?あればそのエビデンスを示して欲しい」と質問しました。区の答弁は、「国や関係機関に聴いたところ、そのような論文を見つけることができませんでした」というものです。つまり、PCRが陽性であっても無症状であれば感染させないのですから、ましてや無症状陰性の方が感染させることは、あり得ないことになります。ということは、ノーマスクだからとの理由でソーシャルディスタンスを確保せよというのは全く根拠がなく、ただただそれが感染症対策になるという妄信から来る何物でもないのです。
<Nasu Rie  コロナシンドローム>

しかも文科省も厚労省も、マスクが感染症予防になることのエビデンスは示すことができておりません。

それをある校長は、「いろんな考えがありますから、あなたの主張のみ受け入れることはできません」と言います。マスクが感染予防効果あるという論文は皆無、予防効果がないばかりか逆効果との論文は沢山あるのです。いろんな考えがあるなら、効果があるという論文を示すべきですが、一切勉強をせず、ただひたすら、文科省通知である「新型コロナに関する衛生管理マニュアル」に書かれてある「体育以外はマスク着用」を信じて実践しているだけです。まさに「お上のいうことが正しい」と洗脳されているのです。これは自己保身に徹するあまり、児童生徒のことを真剣に考えてない証拠であって、思考停止と言われても仕方ないでしょう。

ということで、ノーマスク宣言をしても、教育委員会がこのことを真に理解せず、校長も指導できないようでは、前途多難と言えましょう。この度のケースでは、私が校長と対面で話ができため、改善ができたのです。

校長は、ノーマスクは仕方ないにしても、「その児童をサポートせよ」とは教育委員会からは聞いていないと言います。「それなら教育委員会から、指示があればいいのですね?」「その通りです」となったことで、教育委員会に再度踏み込んだ訳です。勿論アポを取り、保護者と同席することは伝えました。教育委員会としては、「何かトラブルがあったのか?」と校長に問い合わせしたようです。すると校長が教頭を通して、4度も「教育委員会に行く前に会って欲しい」と保護者宛に電話があったそうです。その心は、「教育委員会に本校のことを悪く言われては困るので、きちっと児童をサポートするから」ということだったのです。

広島市教育委員会

結局その学校は、後にノーマスク児童の保護者に謝罪し、児童をしっかりサポートするように豹変致しました。

実は、教育委員会に伺う際、他の市立小学校でノーマスクがうまく機能している保護者も2名連れて行きました。結局これらの学校長は、教育委員会に言われるまでもなく、ノーマスク児童を十分にサポートしているのでした。校長によって、大きな格差があることも明らかになったのです。

このように差があるのは、そもそも教育委員会が、そのことを十分に理解せず、校長にその趣旨を伝え切れなかったことに要因があります。

①ノーマスクは保護者の裁量
②ノーマスク児童生徒を守る

この2点を理解する必要があったのです。

①は、文科省健康教育食育課に私が直接確認しました。衛生管理マニュアルの「体育(部活を含む)を除いてマスク着用」というのは、命令でも指示でもなく、単なるお願いであったのです。ですから保護者がノーマスクを選択しても、校長といえども強制できないのです。

②は衛生管理マニュアルの上位通知である「新型コロナ対応学校運営ガイドライン」に「差別や偏見を許してはならない」と記述されていることです。

ノーマスク宣言者が、校長や教育委員会の理解力不足により、我が子が苛めに遭っている等の悩みがある場合は、是非この内容を訴えて欲しいものです。

 

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