2023年12月25日
北島直子
食用の油を見直すことがきっかけで、食のことをいろいろ考え始めたのは10年以上前からでしょうか。
その前にも、健康なからだ作りというテーマで、水など5種類のマイナスイオン製品を扱ったり、発信の場を作ったりしていました。
最近は、スーパーで買う食品に安全なものがほとんどありません。
農薬や化学肥料や除草剤が使われたお米や野菜、添加物だらけの食品、あげくは水道水も安全ではなくなったことなど、気になることばかりです。
いろいろ考えたすえの結論は、
「安全な食品を買うことができないのなら、自分たちで作るしかない」
「安全な食品を作っている人を応援して、自分たちが食べるものをいつでも確保できるようにする、安全なものを求めている人と繋いでいく」
ということです。
自分たちで作るには、時間がかかります。
できるだけ自然に近い形で作物を育てるには、まず土作りから始めないといけません。
〝こいわし広島〟の有志が、熊野の「すてきな畑」で、6月から始めた畑作り。
背たけほどに伸びた草を刈り、刈り取った草を微生物で分解し、さらにそれを繰り返して、まずは土作りからです。
半年がかりでようやく畑づくりの前段階までこぎつけました。
実際に畑にして作物を植えていくのは、来春からになります。
それと並行して、ほぼ自然な状態でお米や野菜を作られている馬場農園をお手伝いすることで、農作業の基本から見せてもらうことができました。
いろいろな種類の野菜と関わることから学んだのは、自然に近い状態で育てるにはそれなりに手間もかかるけど、その結果、とっても美味しい、そして栄養価の高いとっておきの野菜ができるということです。
自然のなかで、土や野菜とかかわれることが、なにより楽しいです。
最近、カイザーサウンドの貝崎社長のインタビューをさせていただきました。
カイザーサウンドでは、もともとスピーカーなどのオーディオ製品を扱っておられますが、他にも車や人を健康な状態にする製品を次々と開発されています。
音、車、人を健康な状態にすることで、それぞれが持っている本来の性能が充分に発揮できるようにする、これが貝崎社長のこだわりでした。
ヒトの身体も、本来持っている免疫力や治癒力、それをしっかり認識する、そしてそれが充分に発揮できるような状態にする、それだけで良い気がします。
安全な食品探しは、日々の暮らしの中から、どれだけアンテナを立てて情報を得ていくかだと思います。
農作業にしても、まだまだ学びの段階ですし、ネットなどであらゆる情報発信がされているなか、その中から自分がピンとくるものを掘りさげて調べて実践していく、その繰り返しです。
自分なりのこだわりを大事にしながらの修行はまだまだ続きます。