ひろしまかがり灯の祭典

元安川の原爆ドーム前の岸辺に平和と慰霊の灯を灯し続けるひろしまかがり灯の祭典が今年で十年目を迎え、2024年も8月5日、広島原爆記念日前夜に灯りを灯します。
ひろしまかがり灯の祭典

8月5日、まだ日が落ちきらぬ夕刻より原爆ドーム対岸の親水テラスで祭典は始まり、開会の挨拶、平和宣言に続き、平和記念公園の平和の灯からいただいた火をかがり灯として献火します。

トーチによって火が移された火篭には、一人一人の平和や幸福を祈る言葉が綴られた願い木が収められています。

多くの人に見守られながら、五基のいかだに載せられた火篭に平和の灯がひとつずつ灯されていきます。

その間原爆ドーム対岸の親水テラスではコーラスや舞踏、ヴァイオリン演奏などが行われ、美しく灯るかがり灯とともに慰霊の思いが高まっていきます。

日が沈むにつれ平和の灯りはより一層輝きを増し、あたりは厳かな空気に包まれます。

平和の灯りはコロナ禍の間も灯され続け、国内外多くの人たちに見守られてきました。

平和の灯りは平和、慰霊、そして反戦から続く明るい未来への象徴であり、毎年多くの全国紙によって8月6日広島原爆記念日の朝刊一面トップに写真とともに紹介されます。

ひろしまかがり灯の祭典のこれまでの歴史や意義について、原爆ドームすぐ横のおりづるタワーで7月28日、代表の折笠廣司さんがお話ししてくださいます。
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ヒロシマ発未来と平和、一人一人の思いと行動が明るい未来を創ります。