こいわしマガジン 2023年11月②号

この時期だからこそ、柿&牡蠣を活用しよう！！
「すてきな畑」だより②
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この時期だからこそ、柿&牡蠣を活用しよう！！

柿が色づき、牡蠣も美味しい季節になってきました。
どちらの「カキ」もわたし達の身体にとって、とても有り難い食材です。ぜひ活用しましょう。

≪柿≫

☆主な栄養成分
ビタミンC ：皮膚や骨、粘膜などの細胞をつなぐコラーゲンの精製に不可欠。抗酸化作用。
カリウム：細胞の水分を維持したり浸透圧を調整。
βカロテン：体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康維持。抗酸化作用。
タンニン：ポリフェノールの一種で、抗酸化作用あり。アルコールの分解を助ける。
食物繊維：不溶性の食物繊維で、保水性があり、便秘改善。腸内の有害物質を排除する。
☆活用法
生食（皮ごと食べると更に良い）、柿の葉茶、干し柿、柿酢、柿の葉を塩漬けにてし柿の葉寿司、
冷凍して柿のシャーベットやアイスクリーム、柿ジャム、カレーに入れる、トロトロの柿にお肉をつけ肉をやわらかくするなど、色々活用しましょう。自家製ウスターソースも作れます。

◎熟した柿でつくる「ウスターソース」レシピ

＜材料＞
・熟した柿　３〜４個
・玉ねぎ　１個
・にんじん　１本
・セロリ　１本
・ニンニク　３片
・トマト缶　１缶　（生のトマトなら約400グラム）
・生姜　半かけ〜ひとかけ
・塩　約3０ｇ（味をみて決める）
・醤油　約100㎖
・酢　約100㎖
・スパイス（スパイスはあるものでよいし、なくてもOK！量は好みで）
　クローブ、シナモン、ブラックペッパー、ローリエ

＜つくり方＞
（１）玉ねぎとニンニクをミキサーにかけ、鍋でじっくりと炒めてコクを出す。
（２）種をとった熟した柿、にんじん、セロリ、トマト、生姜をミキサーにかけてドロドロにする。
（３）（１）に十分火が通ったら、（２）を入れて煮る。
（４）塩、スパイス、醤油を入れて軽く煮る。
（５）酢を回し入れ、ひと煮立ちしたら、熱々を消毒した瓶に入れて蓋をし、逆さにして脱気する。
　　（酢の風味が飛ぶので、煮込みすぎないこと）
※本当はこのあとサラシで濾したりするが、ドロっとしたソースをそのまま料理にかけてもよい。
　　フライにかけても、お好み焼きのソースにしても、カレーに入れても美味。

続いて、牡蠣。

≪牡蠣≫

☆主な栄養成分
亜鉛：新陳代謝・エネルギ
鉄：蛋白質と結合し体中に酸素と栄養素を運ぶ。貧血予防。
ビタミンB12：赤血球のヘモグロビンの合成を助ける。
タウリン：生命維持に必要なアミノ酸。心臓・肝臓の機能向上。インスリン分泌促進。
グリコーゲン：筋肉などのエネルギー源。疲労回復。血糖値の調整に役立つ。

☆活用法
生食用であれば生がお勧め。熱に弱いビタミンB群やタウリンを効率よく摂取できる。
鍋物、雑炊、スープ、フライ、グラタン、殻焼き、バター焼き、自家製オイスターソースなど。
※牡蠣の生食用と加熱用は、採取海域や加工の過程によって決められます。
　加熱用は必ず加熱してお召し上がり下さい。

「すてきな畑」だより②

「すてきな畑」初収穫〜2023年11月6日

北島直子

季節がすっかり変わりましたね。
夏の異常な暑さから、秋を飛ばしていきなり冬になりつつあります。

草刈りと土づくりは、引き続き行なっています。
以前の作業のあと、草を刈った後にもヌカを撒いておいたので、全体的な印象も変わってきました。

今の状態は、こんな感じです。

「すてきな畑」では、以前から育っていた柿と菊芋を収穫することができました。
畑の真ん中に大きな柿の木がありますが、オレンジ色に色づいた柿の種類はよく分からないものの、甘柿でとても美味しいものでした。
200個ぐらいは収穫できたでしょうか。
季節ごとに、恵みの収穫ができ、季節を味わえるのは嬉しいことですね。

菊芋もたくさん掘ることができました。
これも大収穫です。